いやあ、久しぶりの更新です。中途半端に忙しいと更新する気がおきませんねえ。
暇を持て余している時か、忙しくてしょうがないって時だけ更新する気になります。
もちろん動機は全然違っていて、現実逃避だったりするんですけど。
さてさて、原発問題がいつまでたっても収まらないですね。
最初の対応の遅れが響いたとの声がありますが実際のところはどうなんでしょうかね。
それにしても原発を即刻止めろと息巻いてる人がいたりもします。
こういう人たちはその後の展開をどう思っているんでしょう。
現状で原発を止めたとすると現実的には石油による火力発電で代替することになると思うのです。そうなると当然CO2の排出量が増えるのは自明ですね。
その結果、ぼったくり金額で排出権を追加購入することになったりするわけですが、当然そのお金は税金から捻出されることになります。まあ実際は捻出する余裕なんか無いわけなので増税とかになりますね。
それだけじゃなくて原発から火力発電にすることで発電コストは2~3倍になります。どう考えたって電気代がアップします。これは賠償金などとは違って商品の製造コストの話なので電力会社が負担しろというのは通じません。
増税に加えて電気代アップ。こういったことを甘受するつもりがあるのでしょうか。
そういったことにすべての人を巻き込む覚悟があるのでしょうか。
ということを言うと、お金のために安全を犠牲にするなとかいう人がいたりするんでしょう。ですが、そういう主張をする人には聞いてみたい。あなたは車に乗らないのですか?と。
車は利便性のために安全性を犠牲にしているものです。
安全性が最優先などという人は安全性を優先して常に徒歩で暮らしていただきたいものです。
車じゃないと通勤できないというのなら、都心だろうとなんだろうと会社の隣に住めばいい。お金より安全性が大事だと言い張るのならそうしていただきたいものです。
要するに大事なのは安全だけでもなくお金だけでもないのです。
結局はバランスこそが大事なのです。
危険があるから100%悪いという発想はおかしい。危険があるけどそれでも必要なものはあるのです。そのバランスはどこなのかというのを個々人で考えることが必要です。
その上でやはり原発は即刻停止すべきなのだという判断をしているのならば、それはその人の考えであるので尊重すべきでしょうが、そうでないのなら今一度自分の考えはどうなのかということを見つめなおす必要があるでしょう。