ようやく民主党も現実を見始めました。今のままでは財源が足りないということにようやく気付いたようです。議論はしないなどと言っていた消費税にも言及を始めましたね。
税収が減ったとかいろいろ理由をつけていますが税収が減ることは素人でも分かっていたし、減った税収の９兆でも元々足りてなかった訳ですから言い訳にもなってません。
さらに言えば、経済音痴と言われる元財務大臣、現首相です。良く分からないから自民党の案を真似たというようにも見えます。今後の動きには注目する必要があるでしょう。
とはいえ、消費税アップそのものについては必要であるなら私は反対ではありませんので、子ども手当や高校無償化などを見直してくれれば文句はありません。
管首相は消費税１０％を公約と思ってくれて良いなどと言っていました。参院選マニフェストを見てみると超党派で話し合うとは書いてありますが、それ以上は言及していません。そういうわけで１０％というのもどこまで信じていいかは分かりませんね。
さて、本題です。
さて首相が変わったことで、なんだかリセットされたような雰囲気になってしまっています。
が決してそんなことはないのです。特に国際的に見たときには国のトップが変わろうが何だろうが約束は約束です。
前首相が国際的に発表してしまった温暖化ガス２５％削減。
参院選マニフェストを見てみると温暖化ガス２５％削減についてのビジョンが全くないのですがどうするつもりなのでしょうか。
まさかマニフェストに書いてあるエコカーやエコ家電を普及させる程度で、各家庭への負担なしに２５％削減できるとでも思っているのでしょうか。
マニフェストを良く見てみると、２５％削減することを発表したということを、むしろ成果に挙げてしまっている始末です。こんなのはただの足枷であって成果でもなんでもありません。
目標を発表することが成果になるのなら何でもありではないですか。目標と成果の区別がつかないのでしょうかね。目標発表を成果だと思っているようでは今後もいろいろ無理な目標を発表して成果と言い張るんでしょうか。。。
正直、これ以上足枷を増やされては堪らないのですが。
そして、まだ実現できていないこととして
・借金が収入を上回った予算
・隠れた天下り
・暫定税率廃止
・高速道路無料化
・後期高齢者医療制度の廃止
の５つしか挙げられていないのですが、どう考えても５つどころじゃないだろ。
どうなってんの？？？
そして自民党のマニフェストは去年よりはましだがやっぱりひどい出来だ。もっと頑張れよ。。。
