ついに鳩山首相が退陣を表明しました。自民党にとっては痛いというのが本音でしょう。
しかし本音はそうでもそんなことを口に出すような議員には辞めていただきたい。
自民党にとっては続投が嬉しいのかもしれませんが、国民にとっては全く嬉しくはないのですから。
民主党は野党時代には首相が退陣したら解散して信を問うべしなどと言っていたのですが、相変わらず与党になったらやることが１８０度変わってしまっていますね。
個人的にはこの発言さえなければ解散をする必要はないと思っていますが、言ってしまった以上は守ってくれないと困りますね。
まあ、ここで何億もお金をかけて選挙するっていうのもどうかなと思うところではありますので、強くは言いますまい。
ところで鳩山の後任は管副総理が有力だということです。民主党は本気なんでしょうかねえ。
社長が辞めたら副社長が社長になるのが自然などというコメントを見ました。まあ一理あるのかもしれません。
しかし、管副総理は国家戦略室室長という立場でもありました。この９か月の間に国家戦略室として仕事をしていたのでしょうか。(6/10追記：１月に辞めてたんですねえ。全然知らなかった。）
確か、選挙後１カ月ほど経ったころに「いままで様子を見てました」みたいなコメントをしていた記憶があります。
よっぽどしっかりした戦略でも発表されるのかと思ったら出てきた案は日本は観光立国を目指しますなどといったものでした。
その戦略もどうかとは思ったものの、それ以上にじゃあどうするの？っていう案がそれ以降全く出てこない。
観光立国をめざすとかいうのであれば空港事業は非常に重要だと思うのですが、ハブ空港やＪＡＬの問題に何か言うわけでもなく静観しているという完全な事無かれ主義。
総理になってもこんな感じではどうしようもないです。
管を選ぶくらいなら、給油問題でいち早く現実路線と言い出した現実を見ることができる岡田氏だったり、強引ではあるが理念らしきものを持って事にあたる前原氏あたりの方がいいと思いますね。
まあ、前原氏は根回しが異常に下手なので厳しいかも知れないですね。良い参報が付けば前原氏もよさそうですが、民主党の人達はなぜか参報をやるべき立場にいてもなぜか仕事をしないですしね。
そうすると岡田氏あたりが無難なんでしょうかねえと思ったりします。
