本当に救うべきは

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奇跡の連日投稿です。
ここのところ雇用のミスマッチなどが言われております。介護をはじめとしたいくつかの職種では求人はあるのにさまざまな理由で応募が来ないのだとか。臨時で求人募集をしても募集数の1割ほどの応募しかないという話です。
その理由の中に、職種が合わないというのがあるそうです。
いわゆる派遣切りというので職を失った人たちの多くは製造業ではないでしょうか。同じ製造業に就きたいという人が多いのは分かります。しかし、限りある席を全員に与えるわけにはいきません。待っていれば席が空くのかと言えば、そのうち空くには空くでしょう。しかし、それはいつのことか分かりません。また、空いた席に自分が入り込めるという保証もありません。
そんな薄い望みを持ち続けるよりも別の職種であっても応募してみてはいかがでしょうか。案外自分に合うかも知れません。なにより、新しいことにチャレンジするという精神に好感が持てます。
やったことがないことを無理に進んでやる必要はありませんが、必要ならやってみるというのはありでしょう。そして、今がその必要があるときじゃないでしょうか。必要があってもやったことがないからやりたくない等と言うのは向上心が無いんじゃないでしょうか。

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同じことを繰り返さないという説得力が必要

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先日テレビで雇用問題での議論を見ました。
こんなことを言っている人がいました。
「路頭に迷ってる人の自己責任だとかそういうことはもういいじゃないですか。今目の前で困っているこの状況を何とかしないといけないんです。」(言い回しは違うかもしれませんが、大意は同じです。)
言っていることは分かります。確かに目の前の困っている人たちを何とかしなければいけません。ここを放置することで起こることのいくつかは容易に想像できます。
その中でも私が最も気にしているのは治安の問題。既に職を失ったことを理由にしたいくつかの犯罪が起こっています。まだこの程度で抑えられているのは、派遣村や各所での炊き出しなどでなんとか食べていけているという理由もあると思われます。
治安が悪くなれば暮らしにくくなりますが、そうなったのは放置し続けた自己責任と言われることが将来あるかも知れません。

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