まじめな話

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切られるのには理由があった

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またもや派遣切りの話題です。
先日テレビを見ていたら派遣切りされた人が、運よく再就職できたという話をやっていました。しかし、その人はこんなことを言っていました。
馬鹿A「再就職先が決まりました。でも、寮なんですよね。これだと派遣の時と同じですね。」
何を言っているんだ。よくこんなやつを採用したな。こいつは学習能力というものがないのか?寮に住んでいる間にお金を貯めて寮から出ようとは考えられないのか?貰ったお金は全て使い切るつもりか?お金を貯めておかないと職を失ったときに大変だということが学習できていないのか?どういう状態なら満足できるのか?採用したうえで敷金も礼金も不要な寮ではない家を用意しろとでも言いたいのか?
こんなバカなことを言っているのを聞くと、こいつは仕事をしても仕事の内容を学習できず、いつまで経っても効率的に仕事ができない人だったんじゃないか、それは切られるよなと推測してしまう。
さすがに全員がこんな馬鹿ではないだろうが、少なからずこんなのが他にもいるんだと思うと税金でなんとかするとかもやめてくれと言いたくなってしまう。

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派遣>首切り>強盗とは、同情はできない

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かなり久し振りの更新です。
忙しくてどうにもなりませんが、仕事があるだけいいのでしょう。と思うことにします、、。
今日Yahooでニュースを見ていたところ、派遣の人が仕事がなく強盗をしでかすというニュースが流れておりました。この35歳男性は3か月家賃を滞納しており、所持金が9円だったとか。
こういうニュースをちょくちょく見かけるようになりました。この人は11月の上旬から仕事がないのだとか。
しかし、この手のニュースを聞くと不思議に思う事があります。11月の上旬から仕事がないということは、つまり収入が無いのはわずか1か月ということだと思います。
何か月も収入がなかったとか強盗にでもあって全てのお金を持っていかれたと言うのなら話は分からなくもないのですが、1ヵ月ですべての所持金がなくなるとは、どういうお金の使い方をしているのでしょうか?手に入ったお金をすべて使うという生活をずっとしてきたのでしょうか。
仮に25歳から働き始めたとして10年間、月々1000円づつでも貯蓄していけば12万円はあるはずです。独り身であれば12万円あったら1ヵ月で全てなくなるなんてことはないです。18歳頃から働き始めていたとすれば20万以上にはなっています。1か月なら全然余裕でしょう。それでも無くなるというのならただの浪費家もしくは節約の仕方を知らない馬鹿としか言えません。
もし、月々1000円づつすら貯めることができない程ぎりぎりの生活をしていたというのであれば、10年もの間その状態で良しとしていたことが問題です。危機意識がなさすぎです。
20代の頃に多少は周りに迷惑をかけてでも別の道を探すべきですね。
そういった訳で自分自身が貯蓄という行為をしてこなかった事を棚に上げ、首を切られた、社会が悪いなどという輩には同情できません。
私なんて小学生の頃から、もしもに備えて小遣いを少しずつ貯めてましたよ。もちろん、もしもがあったらすぐ無くなるような少額でした。しかし、そういった意識は常に持っていました。小学生より危機意識がないなんて恥ずかしいとでも思って頑張って欲しいものです。

見た目での評価

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先日、高校入試で選定基準に載っていない服装の乱れ等を理由に不合格にしていたという理由で高校の校長が異動させられましたね。
おかしいと思う人が多かったから話題になったのでしょうが、私もおかしいと思います。
私が思うには服装が乱れていること自体よりも、その場に合わせた服装ができないってことがよっぽど問題だと思います。
入試というのは自分を評価してもらう場であり、評価者に少しでも印象を良く見せるという努力はすべきです。それは態度であり服装であったりする訳です。そこに考えが及ばないこと自体が、勉強ができるとかできないとか、服装が乱れているとか乱れていないとか以上に問題です。思考力がないとしか言えません。そんな人間には自分の所属する組織に居てほしくないというのは当然の考えでしょう。
葬式にアロハシャツを着てくるような奴は、頭おかしいんじゃないかとみんな思うんじゃないでしょうか。
そういう考えを少しもすることができないような輩が将来高級ホテルのロビーで半裸で歩き回ったりするんじゃないでしょうか。
もし、考えが及んでいるのに「自分の考えと合わない。服装は乱れていても人柄を見ろ。」という理由であるなら納得もできます。しかし、自分の考えを貫き通すのであれば、相手の価値観が合わない場合は評価を悪くするという覚悟が必要です。その覚悟がないのならやはり評価者に合わせるべきです。
公立高校だというのが、また問題らしいのですが、そんなことは小中9年間で学んでください。中卒でもそのあたりよっぽどしっかりできている人はたくさんいます。それができていないのだから学習能力がないと判断されても仕方がないでしょう。
それでも書いてない基準を用いるのがダメだという意見もあります。しかし、公正であるとされ、法治国家の最高の規則である法律に則った裁判であっても裁判官の心証は非常に重要です。いわんや高校受験程度で心証が影響しない訳はありません。
なんでも書いておけなんてことを言うから、ダメって言われなかったなどと意味不明な理由で犯罪をする輩が出てくるのではないですかね。
この、校長異動の教育委員会の決定は本当に腹立たしいです。

なおざりとおざなり

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長い間、なんとなく意味は知ってるけどはっきり知らない。違いがはっきりしないと思っていた「なおざり」と「おざなり」。
今までなおざりにしてきましたが重い腰を上げて調べてみました。
どうやら、「なおざり」はほったらかしにして対応しないこと。「おざなり」は対応はするけど内容が適当なまま終わってしまうこと。というような意味合いのようです。
この言葉を聞くたびに(あぁこの使い方は合っているのだろうか?)などと思っていましたが、これからはそんな疑問を抱かずに済みます。
さて、突然こんなことを調べたのには理由があります。まぁ例の如く仕事の話です。
単なる長い愚痴なので暇でしょうがない人だけ読んでくだされ。
私は仕事でプログラムを作ったりしているわけですが、プログラムを作るにあたって仕様を決めねばなりません。簡単にいうと、こういう機能があって、こういう風に動いてってことを決めるわけです。
自分だけで決めて勝手に作るわけにもいかないので、まず文書として仕様書というものを作成して上司や関連者に合意を取るわけですね。
当然、すべての機能を使いやすくできればベストなのですがなかなかそうもいかず、(ここはユーザに優しくない機能だなあ。でも開発期間の制限もあるしなあ。この機能を使いやすくすると、相当時間をとられるなあ。そうすると他の機能を削らねばならぬなあ。どうしたものか。)などと葛藤することもあるわけです。
そこで、(仕方ない、削れる機能はないし、多少の使いにくさはしょうがないとして、まずこれで提出してみるか。)などと決断することがあるわけです。
そして会議であーでもないこーでもないと話すのですが、上記の経緯で決定したものはユーザに優しくないことは百も承知であるので会議の場で確認するのです。
私「ここは、こんな感じでちょっと使いにくいですけどどうですか?こうすれば同じことはできるんですけど。だめならもう一度考えてみます。」
などと確認を取るわけです。すると、
上司など「代替手段があるならそれでいいんじゃない?」
などと余りにもあっさり決定して拍子抜けすることがあります。
私「こういうデメリットがありますけど本当にいいですか?」
とちょっとしつこいくらいに確認するんですが、答えは同じでそのまま会議は終わります。
会議後にも配布した仕様書に対する指摘は上がってきます。ですが、その内容は「誤字がある。」だの「段落がずれている。」だのくだらないものが大半であることが常です。
もちろん、人に見せる文書であるので体裁を整えるのが不要だとは言いませんが、肝心の仕様の可否を全く見てくれていないのです。
そしてそのまま、開発も終盤に突入します。
その段になって、ようやく
上司等「ここ使いにくいんだけどなんとかしてよ。」などと言ってきます。
何言ってんだ。何度も確認したのにそっちがOKだって言ったんじゃないか。
今からそんなとこ直せるわけねーだろ。と思いつつ
私「でも会議で何度も確認したけどOKって言いましたよね?」
などというのですが、
上司等「使いにくかったら駄目だろぅ」
バカ!だから何度も確認したんだろうが!
だったら最初から言え!
ということがありまして。。
ここでタイトルに繋がるのですが、
仕様書の確認を「おざなり」にしやがって。?あれ?「なおざり」にしやがって?どっちだろう?
などと思って現実逃避的に意味を調べ始めたというわけです。
結局、仕様書の本質的な確認を「なおざり」に、全体を「おざなり」にしたというのが正解でしょうか。

残業するのは無能の証?

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皆さんおはようございます、こんにちは、こんばんは。ご無沙汰しております。
ようやく仕事も一段落・・・などする訳もなく、、相変わらず忙しい日々を過ごしています。時々胸が締め付けられるような痛みを感じ、明らかに寿命が縮んでいるなぁと実感する今日この頃です。
体力的にはきついですが精神的には参ってしまわないように色々工夫しているので何とか耐えることができています。この仕事、体もそうですが精神的にきついですからね。こちらのケアが大事です。
プログラマを目指している若人たちは、自分が精神的に強いかどうかを考えてみてください。もし自分が精神的に脆い方だと思うのなら目指す道を考え直すことをお勧めします。
そんな状態なのでやはり全くネタがない。仕事のことを書くしかないのであります。
無理に書かなくてもいいと言われればそれまでですが、愚痴りたいんだよぅ。
うちの会社特有の現象なのか分かりませんが、常々不思議に思っていることがあります。それは、「仕事をしない人間ほど定時きっかりに帰っていく」ということです。仕事をしないんだから仕事が溜まっていって残業しなければいけないんじゃないかと思うのです。ですが不思議なことに定時に帰っていきます。
いや、まあ、原因は分かっていますが、、、不思議だなあと錯覚しておかないとやり切れない。
偉い人たちは「残業するなんて時間内に仕事を終えられない無能な証」などと言います。まあ、言っていることはわかります。私もそうであればいいなあと思います。ですが現実はそうではありません。

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今の数学の教育って。。

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とりあえずプロフィールを作成してみた。
プロフィールにあるように私の職業はプログラマである。
先日、後輩と話をしていたところこんなことを聞かれた。
「プログラムのロジックってどうやって考えるんですか?」
改めて問われるとなかなか難しい質問である。
ロジックの組み方なんて特別難しかったり、効率をよほど求められない限り意識したことなんてほとんどない。だがそこは何とか答えてあげねばならぬであろう。何とか知恵を振り絞りこう答えた。
「プログラムを作るってことはプログラムで実現したい目的があるだろ?その目的を果たすために必要なことがいくつかあるだろ?AをするためにはBとCをする必要があるとか。さらにCをするためにはDとEをする必要があるとか。そうやって少しづつ細分化していくんだよ。」
この答えがあっているかは分からないが問題はそこではない。
この答えを聞いた後輩はどうも理解できなかったようだ。
そこで、学生時代に経験したであろうことを例えとして出してみた。
「数学で証明とかやっただろ?Aを証明しろみたいなやつ。Aを証明するにはBであることを言えばいい。Bであることを言うにはCであることを言えばいいってやっただろ?あれと同じだよ。」
それに対して後輩が言った言葉に驚いてしまった。
「はあ、数学って暗記ですよね。どのパターンに当てはめるかってだけですよね。」
何を言っているんだこいつは、、。
確かに受験数学はそうかもしれんが、、根本的に数学の学び方を間違っているだろ。
「でも定理の証明とか公式の導き方とかやっただろ?自分で考えた訳ではないかも知れないが、考え方は学んできただろ?」という私の言葉にさらに驚愕の返事が。
「いえ、定理とか公式は丸暗記ですよ。定理の証明とか全くしてないです。」
これは本当なのだろうか?今の数学はそんな状態なのか?もし本当だとしたら本気でやばくないか?後輩の先生が悪かっただけだと思いたい。後輩は運悪く最悪の教師に当たってしまったのだと。。。
そうでなければ今後入ってくる新人はみんなこんなだということか。。